織を学ぶ―染織を学ぶ〈2〉伝統と現代「綴織の基礎から絹織物まで」京都造形芸術大学(編)
■古本■
■出版社:角川書店
■出版年:平成11年・初版
■ソフトカバー/231ページ
■テキスト : 日本語
■状態:良い(古本並み)
帯付。表紙カバー上部にヨレ箇所あり。
37ページ〜82ページの上部角にややソフトな折れあり。
1ページ〜62ページの上部にやや凹み跡、ヨレ箇所あり。
本体の地にヨゴレ、キズあり。
読む分には問題ありませんが欠点が気にならない方向けです。
■本の内容
芸術大学染織の「織」の授業内容を1冊の本に。
目 次
序文 久田多恵
■第1部 織機と材料
機と道具 岸田幸吉
繊維と糸 古濱裕樹
糸を染める 合成染料 仁尾敬二
糸を染める 天然染料 大口キミヨ
■第2部 綴を織る
綴織の歴史 高野昌司
綴織の復元 小名木陽一
自画像を織る 小名木陽一
タピストリーを織る 藤野靖子
■第3部 絣を織る
絣の歴史 栗本德子
緯絣と経絣 久田多恵
絵絣 冨田潤
絣の応用 久田多恵
■第4部 組織を織る
織物組織とドラフト図 水町眞砂子
三原組織 木内小織
二重織 大高亨
組織を生かした制作 大高亨
般若心経を織る 小名木陽一
■第5部 絹を織る
きもの(小袖)の歴史 藤井健三
絹糸の知識 下村輝
縞を織る 栗本德子
縞を織る 木内小織
裂を織る 仁尾敬二
着物を織る 能口育子
■第6部 原初の技法
フェルト・メーキング ジョリー・ジョンソン
バスケタリーの立体造形としての可能性 関島寿子
バックストラップ・ウィービング 京田誠
ニードルワーク 奈良平宣子
■第7部 作家の視点
生命の旋律を織り成す 志村ふくみ
現代のうすぎぬ「透文羅」の誕生 北村武資
芭蕉布と共に 平良敏子
二重織りで構築する新たなイメージの世界 草間
イメージを喚起する布 熊井恭子
異質なテーマが交響するサイザル麻による織造形 久保田繁雄
共通言語としてのテキスタイル 磯邉晴美
遥かな声と対話する空間 川井由夏
織物の新しい可能性を求めて デジタル時代の織物制作 山口英夫
■第8部 日本の伝統織物
現代日本の織物 富山弘基
■資料
索引
*この本は2023年2月現在、主に「第7部」と「第8部」を削除した新版が出版されています。